ワールド航空サービスのツアーにご注意
アブハンブラ宮殿での経験
更新日:2008年11月2日

ワールド航空サービスのツアーに近づくと 大変不愉快な目にあいますのでご注意ください。
以下、経験したことをご紹介いたします。


日時:2008年10月21日(火) 10時頃
場所:スペイン・グラナダ アルハンブラ宮殿

経験したこと:
アルハンブラ宮殿をゆっくり見学していたところ、ワールド航空サービスのツアーに追いつかれた。
ワールド航空サービスのツアーガイドの説明は無線でツアー客のイヤフォンへ流している。
ツアーガイドはマイクを使用しているのだが、その声は我々一般客に聞こえてしまう。
プロのガイドだけあってなかなか興味深い説明をしていた。

ところが、ワールド航空サービスの添乗員が我々に対し、以下のように抗議してきた。
  • お金を払っていないのであるからガイドの話を聞くな
  • ガイドの声の聞こえない範囲へ出ていって欲しい
我々は以下の様に問いただした。
  • あなた方は無線システムを使用しており、我々はあなた方に迷惑をかけていない
  • 聞かれたくない話であるのであれば、第三者に聞こえないようにすべきである
  • 第三者に聞こえるように話をしているのが問題であり、聞こえてくる声を聞いても問題ではないはず
  • 迷惑をかけていない人を公共の場から排除する権利がワールド航空サービスにあるのか
この問に対し、ワールド航空サービスの添乗員は以下のように答えられた。
  • この抗議は添乗員個人の考えに基づくものではない
  • ワールド航空サービスの考えに基づく抗議である (会社に確認されて結構とのこと)
  • 従って、今回の抗議内容をネット上で公開することは差し障りはない
  • 添乗員の氏名の公開も差し障りはないので、名刺をお渡しする
添乗員:
氏名: ○○○さん
所属: ワールド航空サービス 東京支店 営業部
電話: 03-3501-4111  FAX: 03-3501-4114
http://www.wastours.jp

2018/10/11追記:
添乗員○○○さんの配偶者より、「○○○さんが名前を伏せて欲しいと要望している」との連絡があった。
そのため○○○さんの実名を伏せることとした。
○○○さんが心変わりした理由は確認していない。


ワールド航空サービスの対応は法的に正しいのか

国内法であれば、上記のような場合にワールド航空サービスが公共の場から 第三者を排除する権限はないと思う。
このような理由で第三者を公共の場から排除することは、むしろ違法行為とされるであろう。
しかし、上記はスペインでのことでありスペインの法令が適用される。
小生はスペインの法令はなにも知らない。
ワールド航空サービスはツアーのプロであるから、 スペインの法令に照らし合わせての対応であろう。
ワールド航空サービスの添乗員の対応が スペイン法令に本当に適合しているかどうか確認しておきたいものである。


ワールド航空サービス・ツアーの見分け方

冒頭に「ワールド航空サービスのツアーに近づくと 大変不愉快な目にあいますのでご注意ください。」と記載した。
では、どのようにすればワールド航空サービスのツアーを見分けることができるか?

今回、10月13日から2週間かけてパリ→マドリード→セビーリャ→コルドバ→グラナダ→バルセロナと まわってきた。
その間、多くの東洋人のツアーを見かけたが、ほとんどは韓国、中国の方であった。
日本人ツアーと他のアジアの方のツアーとは近寄らなくてもかなりの確度で見分けがつく。
ではどのようにすればワールド航空サービスのツアーを見分けることができるか?
ワールド航空サービスのツアーのバッジとかを付けていないようなので、見分けるのは不可能。
従って・・・・年輩者の群れにぽつんと場違いな若い人(添乗員)がいる場合、 ワールド航空サービスのツアーかもしれないので近寄らないのが無難・・・・
(ネット上の情報によると、ワールド航空サービス・ツアーのキーワードは、年輩者、添乗員、高額らしい)


文責: ボンバー・モチヅキ (ザ・湘南オービーズ)